ウェブサイトが出来るまで その2
いつもハレリーのもぐり菓子をご愛顧いただき、ありがとうございます。イカ店長です。
ウェブサイト公開までのプロセスを公開しようと試みたものの、書くボリュームがなかなかであるのと書く時間がなかなか作れず申し訳ありません。
前回までのおさらい
前回は、ハレリーの簡単な紹介とワタシが事業を承継するに至る経緯を簡単に書きました。
で、承継したはいいけど将来に向けて抱える不安があるなぁ
・親父が外回りできなくなった分、売上落ちるじゃんどうしよう
・そもそも行商って業態自体、業界的には衰退方向しているどうしよう
・自社製造で独自商品作ってるとこすげー!うらやましい!うちはオリジナル商品ないしやだなー
からの店舗充実を図ろうとした矢先、新型ウイルスが猛威を振るいだして、あ、これはウェブサイトの方が先かな、ということで制作依頼をするにあたり、越後雪室屋というブランドをプロデュースされた会社の経営者さんへ伝手をたどって依頼してみた、というところまでを書いてみたわけです。
ウェブサイトが出来るまで その1 ←詳しくおさらいはコチラ
初めての顔合わせで泣いてしまいそうになったのです
ウェブサイト制作のため門戸を叩いたのは
株式会社アドハウスパブリックさん
代表取締役の関本さんとコンタクトをとらせていただき、数日後、ハレリーにお越しいただくことに。
第一印象は目鼻立ちがしっかりされていてキリッとしながらも、ナチュラルな話し方がとても柔らかく、いろいろと相談に乗っていただけそうだなと…思いました。
実際思っただけでなく、約1時間ほど、前回のブログで書いたようなハレリーの事業や承継する経緯、ウェブサイト制作を依頼するに至るプロセス、いやいやそれ以前にイカ店長そのものについて話をさせていただきました。イカ店長がどういう人間でどのように生きてきて、これからどう生きていきたいのか…ハレリーをどうしていきたいのかという問いには、自分自身のあり方や想いを切り離すことはできないのですね。このイカ店長という人間を語るにはそれこそ、別記事でないととても書ききれないので、いずれ書くとして(別で書きますみたいな宿題がどんどん増えていく…)、ざっくり言いますと、
◆これまでは…
「他者比較、他者評価の中で、よく思われたい、嫌われたくないという考え」
を持ち、
「失敗しない選択、嫌われない選択、安全と思われる選択」
をし、
「偽物の男気を時々発揮する」とか価値があると思われたいがための「大言壮語」…
あ、ダメだどんどん悪口が…(笑)
◆これからは
「自分自身に正直に誠実に」…
短っ!!!
今は思い返しながら整理して書いてますけど、実際はあっちこっち飛びながら、しっちゃかめっちゃかな感じだったと思います。その間、関本さんは適度な相槌を入れながら、優しいまなざしで辛抱強く話を聞き続けてくださいました。
これまではずっと外から見られている自分が正しく、心の奥底にある本来の自分自身の想いは良くないものだと、本来の自分を閉じ込めていたように思います。内省を繰り返すことでここら辺に気付き自覚し吐露し始めることで少しずつ意識が変わっていくわけですが、そこら辺もまた別記事で…。
何か初めて本当の自分自身を知っていただけたような気がして、感極まり目が潤んで言葉に詰まってしまったことをよく覚えています。
う~ん、ウェブサイト制作の話っぽくない…(笑)
打ち合わせに入る前に明らかにしなければならなかったこと
ということで早速制作の打ち合わせに入るのかと思いきや、「イカ店長さん、これを受けてください」と紹介されたのが、ストレングスファインダーというものでした。アメリカの世論調査会社・ギャラップ社が開発した、才能発見テストで全177問の質問で34種類の才能から、自分らしい才能を統計的に割り出せるというものです。詳しくはリンクを貼っているのでご覧いただくとして、これは本当にテストとその解説やワークを含めたセミナー受講をおススメします。自分らしい才能TOP5に加え、追加料金で残り29の資質の順位も分かりますし、解説書も同じ資質でも人によって書かれている内容が違うらしいのです。ということでイカ店長の資質大公開です、じゃ~~~~ん!
ものの見事に偏っております(笑)
戦略的思考、人間関係構築力に…。
TOP5は
1位 収集心、2位 学習欲、3位 着想、4位 運命思考、5位 個別化
収集心と学習欲はセットになることが多いらしいです。イカ店長は、会話の中でこれはっと思った話題に食いついてしまうのでどんどん脱線していき、最終的になんの話でしたっけ?みたいなことがよぉくありますが資質が見事に現れています。収集、学習した経験をもとに着想することも多いようです。
ハレリーのウェブサイト制作を進めるうえで、ハレリーそのもの事業を見つめ直し、焼き直すことつまりリブランディングが必要だということは強く感じていました。
なぜなら、40年以上続いてきたハレリービジネスは先代のハレパパハレママが作り上げてきたものですが、私が2010年に脱サラしてチームハレリーに加わって以降、特にハレママとはことあるごとに仕事のことで衝突しまくっており、このままのやり方ではどんどん尻すぼみになってしまうと感じていたからです。ハレパパの行商主体、内容量も多く安く提供するというやり方は、時代にそぐわないと考えていました。
これは今になってストレングスの結果も腑に落ち学びが進んでから分かってきたことですが、40年以上続いてきたハレリービジネスは、時代に適応していたことももちろんあると思いますが、ハレパパの資質の強みを生かしたスタイルだったのではないかと…。ハレパパはもう70才越えで第一線はひいているので、ストレングスの診断を受けることはできないのですが(実際は受けることは可能です、ハレパパは老眼だし、そこまで診断を必要としていないので…)、私とは資質がまるで違うと感じることが多いです。
ですから、これからイカ店長がハレリー事業を背負うことになるわけで、強み弱みを客観的に自覚し、強みを生かしたビジネスモデルに変わっていく必要があるなと…。少なくとも現状では何よりイカ店長が息苦しく感じる部分が多かったのです。
ちなみに資質の解説は、同じ資質であっても人それぞれ書いてある内容が違うと先に書きました。これはイカ店長の資質第一位の収集心についてです。
「イカ店長さん、解説を読み進めて、その通りだなぁ合ってるなぁというところはアンダーラインを引いてください」と言われたのですが、バンバン当てはまるんですよ…。
ほんとこれだけでなく他の資質の解説もピンクだらけ…どんだけエロイんだよ的な。
そして影響力、実行力の資質は見事に低い…(笑)
達成欲、競争性、目標志向とかね、でもここら辺て社会人としてすごく評価される部分なんですよ。企画を実行できる、競争心旺盛、目標に向かって突き進める、規律性もあって、責任感もあって信念もある…実業家としてはものすごく必要な要素と言われている…そこら辺がことごとく苦手。
だから、自己肯定感がものすごく低かったんですよ、自己評価が高い傾向にあるから余計に…(笑)
でもこの結果のお陰で、あぁここは苦手でもよかったんだとすごく解放感に満たされた心地だったことを覚えています。
ちなみにセミナー中に他の参加者さんと話し合うワークの時間もありまして、イカ店長とコンビになった方は凄腕の保険営業ウーマンさんでして、そちらの方は影響力、実行力に資質が偏っていて、こんなにも違う結果になるのかと笑いあったことを覚えています。
ストレングスファインダーは本当に優れた診断テストです、またこのことは別記事でも書いてみたいなと思ってます。(また宿題増えた…
ということで、こういったことを踏まえ、ハレリーのリブランディング、ウェブサイト制作に入っていくわけですが、長くなりましたので、また次回に。まだ打ち合わせ始まらないのね…。